姫路・京口駅前にオーガニック素材を取り入れたスイーツ店「necco(ねっこ)」(姫路市京口町、TEL 079-228-1522)がオープンして約1カ月が過ぎた。オープン日は6月30日。
パティシエの小野真実さんが経営する同店。店舗面積は13坪。姫路出身の小野さんは製菓専門学校卒業後4年間、神戸や姫路の洋菓子店へ勤務する傍らオーガニックや無農薬食材などを研究。退職後は、日本最初のマクロビオテック・レストランとされる「クシ・ガーデン」(東京都千代田区)の門をたたき、1年半にわたり修業を重ねた。
修業後、姫路に戻った小野さんは、テナントとして貸し出していた自宅1階が空き室になったことをきっかけに、自分の店を持つことを決意。大工や庭師を京都から招くなどリノベーションに取り組み、オープンにこぎ着けたという。
メニューは、「抹茶と小豆マフィン」(280円)やシフォンケーキ(300円~)など。使用する卵や砂糖、ベーキングパウダー、小麦粉、酵母などの食材にはオーガニック素材を取り入れるほか、「できるだけ無農薬栽培の農作物を使っている」と小野さん。「目が行き届く範囲で食材を調達。製品を提供していくスタイルを貫きたい」と展望を語る。
営業時間は11時30分~18時30分。日曜・月曜定休。8月上旬からイートインスペース7席を設けるが、来店客1組ごとの利用が前提で相席はできないため注意が必要。