姫路城北の住宅地・八代で7月15日、近隣3店が共同で運営するマルシェ「サンデーマーケット」が開催された。
姫路城のほど近くを流れる船場川沿いに店を構える3店。「あさのは商店」(姫路市八代)と「yukashi(ゆかし)」(八代本町2)は共に民家を改装した店舗で、4月1日のオープンから3カ月が過ぎた。「ラッキーベーカリー」(八代)はパンの老舗で創業70年を数える。
マルシェは、肌のトラブルに悩む人向けの日用品を扱う「あさのは商店」の店主篠原玲子さんと、料理・菓子教室兼カフェ「yukashi」のオーナー前川由紀子さんが、偶然同じ日に店を開いた縁から意気投合したことをきっかけに計画。マルシェ開催日の毎月第3日曜日にちなみ「サンデーマーケット」と名付け、5月20日に初めて開催した。2回目の6月17日からは「ラッキーベーカリー」も加わり、現在は3店のコラボで運営する。
3回目となった今回は、「あさのは商店」「yukashi」が日用品やクラフト製品、産地直送の野菜や卵などを、「ラッキーベーカリー」が特設のイートインスペースでパンやドリンクなどを、それぞれ提供。当日は、梅雨の空模様を気にしながらも、思い思いに3店を回り楽しむ人の姿が見られた。
「散歩中に偶然マルシェの開催を知り立ち寄った」と佐野憲子さん(姫路市在住)。「若い人たちが頑張る姿に共感を覚える。個性的な品ぞろえも魅力的」と話し、感心した様子を見せる。
次回開催は9月16日を予定。炎天を考慮し8月は休催。