姫路駅前のアーケード街を舞台に7月1日、2009年に死去したマイケル・ジャクソンさんの4回忌追悼イベントが開催され、マーチングバンドの行進とダンスの披露でにぎやかに故人をしのんだ。
姫路市でドラム教室を主宰する吉田桂さんらが実行委員会を結成、企画した同イベント。当日は、教室の生徒ら約30人がマーチングバンドの隊列を組み、姫路駅を出発。「ビートイット」「ビリージーン」などのナンバーを演奏しながらみゆき通りと本町商店街を約800メートル行進。買い物客や観光客らの声援を受けながら終点の大手前公園(姫路市本町)を目指した。
隊列には、特殊メークで仮装したダンサーらも多数参加。米ハリウッドでの俳優経験もあるというパントマイミストのミッキー大場さん(明石市在住)をはじめ、姫路のご当地アイドルユニット「HMJ ひめっ娘(こ)ファイブ」もヒット曲「スリラー」にちなんだ「ゾンビメーク」で登場し、アーケード街狭しと得意のダンスを披露した。
午前と午後2回の行進を終え、実行委員会は「観光客や買い物客、商店街関係者などマーチングバンドを笑顔で応援してくれた沿道の人々に感謝したい。5回忌にも同様のイベントを実現させたい」とコメントし、来年への意欲をにじませた。