日清食品(東京都新宿区)は4月23日、丼タイプのカップ麺「姫路駅名物『まねきのえきそば』」を5月7日から近畿地区限定商品として販売すると発表した。
同商品は、「まねき食品」(姫路市)が1949(昭和24)年から姫路駅ホームのそば店などで提供している「えきそば」をカップ麺にアレンジ。濃いめの和風だしに中華麺が入る独特の取り合わせをそのまま商品化するもので、2010年に数量と地区を限り初めて販売して以来4回目の登場となる。
「市場のニーズに応え4回目の販売を決めた。地区限定のカップ麺では鶴橋風月(大阪市天王寺区)の『焼きそば』や得正(同中央区)の『カレーうどん』と並び人気が高い」と日清ホールディングス広報部の金谷雅志さん。「今回の発売では具材の天ぷらを改良。卵を練り込むことで、姫路駅ホームの『えきそば』に入る天ぷらのもっちりした食感の再現に努めた」と話す。
価格は170円。近畿地方のコンビニエンスストアやスーパーなどで取り扱う予定。