姫路駅名物「えきそば」がカップめんに-近畿地方で限定発売

姫路駅名物「えきそば」を再現した「まねきのえきそば」。(姫路駅構内のえきそばにて)

姫路駅名物「えきそば」を再現した「まねきのえきそば」。(姫路駅構内のえきそばにて)

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 「まねき食品」(姫路市北条)が姫路駅構内などで販売している「えきそば」が5月17日、カップ麺として発売された。

新発売の「まねきのえきそば」と姫路駅名物「えきそば」

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 同社の販売する「えきそば」は、濃いめの和風だしに「時間がたってもおいしさが変わらないように」と開発された中華麺が特徴の天ぷらそば。1949(昭和24)年に初めて販売されて以来、市民を中心に多くのファンから支持されている人気商品で、今では「1日に約2千食を売り上げる」(同社)という。1杯の価格は350円。姫路駅前や姫路駅構内の販売店で提供するほか、JR加古川駅南口「麺処 木八」、阪神百貨店梅田本店地下1階フードコートでも用意する。注文を通してから約15秒でできあがる早さも売り。

 今回発売されたカップ麺「まねきのえきそば」は、日清食品が各地域の名物をカップ麺で再現する企画の一環として商品化したもの。麺はツルッとした食感を再現したフライ麺で、つゆにはカツオ節やサバ節を使用する。

 「本来は食べるシチュエーションなども含めて『えきそば』なので、全く同じものを再現するのは難しい」と同社総務担当マネジャーの貝原伸一さん。「姫路に来られた時にはぜひ本物のえきそばも食べていただければ」とも。

 価格は170円。近畿地方のローソンやスーパーなどで販売している。

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