姫路の子どもたちが兵庫県を徒歩縦断―主催のNPOが報告会

自らの荷物を積むリアカーを引きながら徒歩縦断にチャレンジする参加者の様子。歩行中の安全を確保する同NPO職員ら「サポーター」の姿も見える。

自らの荷物を積むリアカーを引きながら徒歩縦断にチャレンジする参加者の様子。歩行中の安全を確保する同NPO職員ら「サポーター」の姿も見える。

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 姫路のNPO法人「生涯学習サポート兵庫」(姫路市飾磨区英賀西町2)が4月11日、同NPO主催で毎年春休みに実施する子ども向け冒険プログラム「チャレンジウォーク」の踏破報告会を開いた。

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 毎年1回実施している同プラグラム。春休み中の子どもたちが同NPO職員らと共に学校園の体育館などへ宿泊を重ねながら兵庫県を南北に歩いて縦断し、そのプロセスから「生きる力」を養ってもらおうとするもの。ルートは毎回異なる。

 11回目となる今回の旅程は3月28日~4月3日の6泊7日。姫路市ほか在住の小中学生約40人が参加し赤穂海浜公園(赤穂市)から城崎マリンワールド(豊岡市)間約160キロメートルのルートにチャレンジ。体調不良で一時離脱を余儀なくされた参加者も含め最終日には全員がゴールインし、成功の喜びを分かち合ったという。

 報告会で同NPO理事長山崎清治さんは「成功はあくまで結果にすぎない」と強調、「今後も参加者の『気持ち』やプログラムへの『関わり』方、『努力』などプロセスを重視するプログラムであり続けたい」と話し、早くも来年への意欲をにじませた。

 プログラムの詳細はホームページで確認できる。

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