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姫路でベルギー絵本作家展-ガブリエル・バンサンの作品など500点

「あめの ひの ピクニック」(ガブリエル・バンサン)(C)Monique Martin-Gabrielle Vincent

「あめの ひの ピクニック」(ガブリエル・バンサン)(C)Monique Martin-Gabrielle Vincent

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 姫路市立美術館(姫路市本町)で7月2日より、特別企画展「ベルギー絵本作家展」が開催される。

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 「芸術性の高いベルギー絵本の魅力を多くの人に知ってもらおう」と企画された同展。ベルギーで国民的人気の絵本作家・ガブリエル・バンサン(1928~2000)を中心に、ベルギーで活躍する現代絵本作家の作品約500点(一部展示替えあり)を2部構成で紹介する。

 1部では、ガブリエル・バンサンの作品の中でも人気の高い「クマのアーネストおじさん」シリーズを中心に、デッサンのみで構成された文字のない絵本「アンジュール ある犬の物語」などバンサンの絵本原画280点のほか、油彩画や資料も紹介する。

 2部では、ヴァレリー・ダールの「だいじょうぶだよ、ゾウさん」(2004年)やイングリッド・ゴドンの「ぼくのパパは おおおとこ」(2003年)、マリオ・ラモの「ロメオとジュリエット」(1998年)など現在活躍中のベルギー絵本作家13人の絵本原画191点を展示する。

 会期中、児童文学作家・今江祥智さんがガブリエル・バンサンについて語る講演会のほか、学芸員による解説会や読み聞かせ会、子どもを対象にしたギャラリーツアーなども予定する。

  同館学芸員の本丸生野さんは「原画展示のほかに、関連絵本60冊を手に取って楽しめる『ミニ図書館』も用意する。ぜひこの機会にベルギー絵本の魅力を発見してもらえれば」と来館を呼び掛ける。

 観覧料は一般800円、大学・高校生=500円、中・小学生(200円)。開館時間は10時~17時。月曜(7月18日は開館)と7月19日休館。8月24日まで。

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