姫路のフレンチレストラン「BARBACANE(バルバカンヌ)」(姫路市北条永良町、TEL 079-221-8050)2階ギャラリー「rencontre」で現在、東京の画廊とのタイアップにより「マチス」展が開かれている。
ギャラリーを併設した現代フランス料理店として、昨年5月にオープンした同店。ギャラリーでは毎月、兵庫県のアーティストを中心に作品展を開いていたが、今回は同店1周年を記念し、20世紀を代表する画家の一人として活躍したフランスの画家・アンリ・マチス(1869~1954)の作品を展示する。
会場には、マチスが1935~1936年に制作した版画作品「ダンス」(販売価格=1,800万円)のほか、「花と星の聖母子像」(同250万円)や「ドミニクのためのエチュード」(同200万円)など5点を展示。併せて、生涯のライバルとして互いに刺激し合ったパブロ・ピカソとの友情やマチスの生涯を紹介する映像も公開する。
「レストランでは1周年を記念した特別コースも用意する」と同店オーナーの廣瀬太介さん。「ギャラリーだけの利用でも構わないので気軽に立ち寄ってもらえれば」とも。
営業時間は、ランチ(水曜~日曜)=12時~13時(ラストオーダー)。ディナー=18時~22時30分(ラストオーダー)。月曜定休。同展は10時30分から。6月26日まで。