書写山円教寺(姫路市書写)の境内で9月12日、野外イベント「にじのわまつり」が開催され、約3千人の人出でにぎわった。
今回で5回目。同寺境内での開催は3回目となる同イベント。「体と環境に負荷がかからないもの」をテーマに「出店」と「ライブ」の2部構成で開催する。
出店エリアでは、野菜スイーツや地産地消にこだわったフード、草木染めのかばんや布小物など、同イベント実行委員長の森原由香さんがセレクトして全国から集めた雑貨店やワークショップなど55店が出店。約3千人が会場に訪れ山の中でのイベントを楽しんだ。森原さんは「これまでワークショップは子ども向けのものが多かったが、今回はヨガやタイ式マッサージ、お灸など大人向けのワークショップも増やした」と話す。
ライブエリアには、800人以上が参加。国指定重要文化財のお堂「常行堂」をステージに「hanauta」が心地よい沖縄民謡スタイルの楽曲を披露したほか、UAさんが存在感のある歌声で熱唱した。
森原さんは「自分が面白くないと全くやっている意味が無いので、今年はしんどさも含めて『自分が楽しむ』ことを目標にやった。スタッフも前回より格段に成長していて生き生きと動いてくれ、参加者もマナーをしっかりと守ってくれたので本当に良いイベントができ、私自身も楽しめた」と振り返る。