姫路・好古園で「梅花展」-ぽかぽか陽気が続き一気に見ごろに

好古園「潮音斎」に展示する鎌尾さんの作品

好古園「潮音斎」に展示する鎌尾さんの作品

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 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」(姫路市本町)で「梅花展」が開催され、さまざまな種類の梅が花を咲かせ見ごろを迎えている。

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 同展では、「紅梅」や「白梅」「しだれ梅」など同園内に植えられた12本の梅のほか、「紅千鳥」「野梅」「雲竜梅」「月世界」など約30点の盆梅を展示する。

 姫路の最高気温が、23日は17.6度、24日は19.6度と4月並みの暖かい陽気が続いたこともあり、今週に入って同園内の梅は一気に見ごろを迎えた。

 展示する盆梅の9割以上は、盆梅歴約40年の愛好家・鎌尾正さん(たつの市新宮町)が手がけたもの。樹齢は25年~30年のものが多いが、中には樹齢約150年という古い盆梅もある。

 鎌尾さんは「桜と違い、厳しい環境の中で花を咲かせる梅は「わび・さび」という日本独特の美意識を感じさせてくれる。梅の香りに春の訪れを感じて、現代社会で見失いがちな四季の移り変わりを楽しんでもらえれば」と話す。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は大人=300円、小・中学生=150円。 3月7日まで。

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