姫路に黒豆づくしの飲食店-新豆の入荷に合わせて量り売りも

黒豆づくしのカフェ「紗摩紗磨」のオーナー渡邉さん。

黒豆づくしのカフェ「紗摩紗磨」のオーナー渡邉さん。

  • 0

  •  

 11月4日にオープンした黒豆づくしの飲食店「黒豆キッチン紗摩紗磨」(姫路市御立、TEL 079-291-5519)が話題を集めている。

[広告]

 同店は、丹波篠山の黒豆を使った料理などを提供する黒豆づくしの飲食店。以前はインドネシア料理店だった店舗跡を居抜きで使う。店名も以前と同じ「紗摩紗磨」でスタートしたため、「以前のインドネシア料理店が再開したと勘違いする人も少なくなかった」とオーナーの渡邉一志さん。

 オープンから1カ月が経ち、現在は店名も「黒豆キッチン紗摩紗磨」に変更。徐々に勘違いする客も減り「丹波篠山の黒豆料理を提供する店」として話題を集める。店舗面積は約28坪。席数は26席。

 渡邉さんは、22歳から奈良や京都などのホテルで調理経験を積んだ後、黒豆の特産品や黒豆料理を扱う施設「黒豆の館」(篠山市)で10年間、料理人として黒豆料理を作り続けた黒豆のプロフェッショナル。「姫路に来てまだ3カ月で土地勘が全くない」という状態で店を構えた。

 メニューは、「黒豆豆乳スパゲティ」(900円)や「黒豆コロッケ定食」(1,000円)のほか、「黒豆ハンバーグ定食」(1,100円)、黒豆の練りこんだ「山菜黒豆うどん」(650円)、「黒豆うどんの鶏のせ」(800円)など。

 ドリンクは、「黒豆コーヒー」(470円)や「黒豆豆乳」(350円)のほか、「身体には最高に良いが、味はいまいち(笑)」(渡邉さん)という「黒豆の煮汁」(350円)も提供する。

 店内には、「黒豆の甘納豆」(900円)や「黒豆きんつば」(750円)、「黒豆フィナンシェ」(200円)など、黒豆関連商品を販売するコーナーも設ける。

 渡邉さんは「黒豆は正月の煮物だけではなくいろんな料理に合うもの。10年間培った経験を生かして、黒豆を使った創作メニューをこれからも増やしていく」と意気込みをみせる。「今月から新豆が出始めるので当店でも『黒豆の量り売り』を行う」とも。

 営業時間は8時~17時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース