「がんばろう!佐用」-姫路の起業支援団体、佐用町に「のぼり」100本を寄付

寄付した「がんばろう!佐用」ののぼり。佐用町商工会にて。

寄付した「がんばろう!佐用」ののぼり。佐用町商工会にて。

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 兵庫創業支援センター(姫路市大津区天満、TEL 079-236-2831)は9月15日、8月に発生した台風9号の被災地、佐用町へ「のぼり」を寄付した。

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 同センターは、経済産業省委託事業「起業支援ネットワークNICe」の姫路交流会を10月17日の開催に向けて活動している実行委員メンバーで構成されている。

 今回、同センタ―が寄付したのは、「がんばろう!佐用」と書かれたのぼり100本。同センターの安原康平理事長は「同じ経営者として商売を続けていくには何が必要か、自分たちにできることは何かを考え、みんなで相談してのぼりに決めた」と明かす。

 のぼりを受けた佐用町自治会の小林義昭会長は「多くの店舗や会社が被害を受け、金銭的にも精神的にも商売を続けられないという状況にあったが、『のぼりを店の前に立ててもう1回頑張るわ』という声を聞いて大変うれしく思う」と話す。

 小林さんは、台風に襲われ町が被災した翌日からブログを通して、被災の現状や必要物資の要請など、災害情報発信を呼び掛けていた。「わたしの書いたブログを転記してくださる方も多く、マスコミなどで伝えきれない情報を多くの方に伝えることができた。皆さんの温かい気持ちに感謝し、これからも復旧活動に努めたい」。

 同センターは、起業支援ネットワークNICe姫路交流会当日も開催場所である姫路ロイヤルパークで引き続き佐用町復興支援金を募る予定。

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