姫路駅前の活性化に取り組む「ひとネットワークひめじ」(姫路市北条口、TEL 079-224-2928)が現在、「姫路杉活(ひめじすぎかつ)~まちかぐコンペティション」への参加作品を募集している。
姫路市の駅北駅前広場活用社会実験「チャレンジ駅前おもてなし」事業の一環で開く同コンペは今回が初めて。
「まちかぐ」は、街頭のベンチ・照明などの「ストリートファニチャー」を指す。「姫路杉活」は、姫路駅前施設に使われている姫路市産杉「とみす杉」の利活用機会を増やし、駅前と山間部の林業をつなぐ活動。
「姫路杉活」と「とみす杉」を市内外に広く知ってもらう目的で開く同コンペでは、「まちかぐ」作品案を全国公募し、一連の活動を通じて姫路駅前の活性化と林業の活発化を目指す。
応募要件は、主材料に姫路市産杉「とみす杉」を使うこと、可搬性が高く片付けやすいことなど。資格や作品点数に制限はない。応募者は、作品のデザインコンセプトなどを所定の様式で提出する。
審査員は、日本全国スギダラケ倶楽部代表でナグモデザイン事務所社長の南雲勝志さんをはじめ、商店街関係者など。9月下旬に入賞作品5~7点を決定し、最終審査の現物製作は事務局側が行う(本人製作も可)。
最終審査会は11月3日、「杉祭」会場内で入賞者によるプレゼンテーションを行う。入賞者には 賞状と副賞(姫路の特産品)を進呈する。最終選考作品は、中から数点を実際に姫路駅北広場周辺の「まちかぐ」に採用する予定。
担当者の東郷剛宗さんは「選ばれた作品は製品化を予定している。いろいろな面白いアイデアをお寄せいただければ」と呼び掛ける。
応募締め切りは9月24日。問い合わせは同ネットワークまで。