冬至を迎えた姫路の中心市街地で12月22日、ろうそくの明かりを楽しむ「キャンドルナイト」がアーケード街とJR姫路駅前の2カ所で行われた。

JR姫路駅前の公共庭園にともるろうそく

　アーケード街「西二階町」にろうそくをともしたのは、兵庫県立大学人間環境学部（新在家本町1）の学生団体「campus tree（キャンパス・ツリー）」のメンバーら。年間で最も夜が長くなる日「冬至」の恒例イベントとして毎年開催してきた。今年で4回目。

　当日は、用意したろうそく約800本を15人がかりでアーケード内の街路にディスプレー。日没後の18時から火をともした。ネオンや外灯も当夜に限り消灯。ろうそくの明かりがゆらめく中でそぞろ歩きを楽しむ買い物客らの姿が見られた。

　同じころ、西二階町から南へ500メートルほどのJR姫路駅前でも一般社団法人「ひとネットワークひめじ」（岩端町）がキャンドルナイトを開催。今年4月の供用開始後初めての冬を迎えた公共庭園「キャッスルガーデン」にろうそくを並べた。

　同庭園には23日夜、西二階町のイベントで役割を終えたろうそくも合流。あらためて火をともし、庭園内を流れるせせらぎの中などに配置した。24日夜まで楽しめる。点灯時間は18時から21時ごろまで。