姫路を特集した情報誌「姫路Walker(ウォーカー)2014年版」が12月10日、KADOKAWA(東京都千代田区)から発売された。
2008年と2012年に続き3版目となる同誌。2014年版では、来年正月から放映が始まるNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で姫路ゆかりの武将・黒田官兵衛を演じる岡田准一さんが表紙を飾る。岡田さんは、巻頭インタビューにも登場。役どころやドラマの舞台・姫路への思いなどを語り、ファンの期待に応える。
大河関連では、ドラマの見どころや登場人物の相関図がわかるページも。「黒田官兵衛ゆかりの地&ロケ地めぐり」では、市内に残る官兵衛の足跡をたどることができる。
目玉特集は、40年がかりの再整備で大きく姿を変えつつある姫路駅前の最新グルメ情報。周辺と合わせ206の店やスポットを地図付きで紹介する。
「関西の各都市でも姫路は突出して勢いがある」と話すのは同誌デスクの山田孝一さん。「各方面での盛り上がりを楽しむ『きっかけの一冊』として役立てば幸い」とも。
発売と同時に市内の書店各店は、多くで同誌を平積みにして展開。郊外の書店「Begin アメリカ村店」(飾磨区今在家7)では同誌専用のワゴンコーナーを設けた。
「グルメ情報はもちろん、官兵衛を詳しく解説する点でもポイントが高い」と同店の山本貴史さん。「店内にある『官兵衛本』を集めた特設コーナーと併せて回り、手に取ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
価格は880円。