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山陽電鉄が「鉄道フェス」開催へ-工場を一般開放、姫路「かんべえくん」も応援

東二見車両工場(明石市)を一般に開放して行う「山陽 鉄道フェスティバル」[資料写真提供=山陽電鉄]

東二見車両工場(明石市)を一般に開放して行う「山陽 鉄道フェスティバル」[資料写真提供=山陽電鉄]

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 山陽電鉄東二見車両工場(明石市)で10月26日、毎年恒例のファンサービスイベント「山陽 鉄道フェスティバル」が開催される。

実物を精巧に縮小復元した模型車両も展示

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 鉄道ファンや家族連れを対象に毎年開かれている同イベント。同社が鉄道事業本部を置く東二見駅構内にある車両工場を広く一般に開放する。

 当日は、会場内に営業用・保守用車両の実物や、実物を精巧に縮小復元した模型車両を展示。工場で行う作業の様子や電車運転台を見学できるほか、洗車を施す電車に乗車して回転する洗車ブラシの間を通過する「洗車体験」や車掌用機器を実際に扱うことができる「車掌体験」、クイズラリー、抽選会、ゲームコーナーなどの無料プログラムも展開する。有料プログラムでは、小学生以下を対象に運転士の制服を着用しての「記念撮影会」を人数限定で開く。

 併せて会場内には、飲食と物販のブースも特設。飲食ブースでは、「明石焼き」「高砂にくてん」「うどん」「空揚げ」「たい焼き」などを提供する。物販ブースでは、鉄道・バス部品、記念グッズなどを販売。阪神電鉄や近鉄、神戸電鉄、神戸市交通局、神姫バス各社のオリジナルグッズもそろえる。山陽電鉄のオリジナルグッズでは、フェイスタオルとマフラータオル、ICカード乗車券専用パスケース、マグネットセットの4種類を新たに発表し、即売する。

 ゲストには、姫路市のマスコットキャラクター「かんべえくん」が来場。かんべえくんは、同社沿線が舞台になるNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映(2014年)で増加が見込まれる観光客らをもてなそうと、ドラマの主人公で姫路ゆかりの戦国武将・黒田官兵衛にちなんで誕生した「ゆるキャラ」。随時会場内へ姿を現し、来場客と触れ合うことでイベントを盛り上げる。

 同社鉄道営業部営業課の熊野達也さんは「普段は立ち入ることができない車両工場を舞台に子どもから大人まで楽しんでもらえるイベント。運転士撮影や鉄道模型の走行など、電車と触れ合える機会も多数ある。ぜひ来場を」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。小雨決行、荒天中止。詳しくはホームページで確認できる。

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