姫路市立美術館(姫路市本町)が作品を一般公募する毎年恒例の市民展「姫路市美術展」の募集要項がまとまった。
今年で68回目を迎える同展。初開催は戦後間もない1946(昭和21)年で、空襲に焼け残った亀山本徳寺(亀山)を会場とした。近年は15歳以上の一般を対象に絵画や工芸、写真など7部門で市内外から広く作品を募集。出品総数は毎年500~600点で、昨年は16歳~96歳の出品者から572点が集まった。
集まった作品は、各部門ごとに有識者や専門家合わせて12人が審査。入選作と、特に優秀な入賞作を館内で展示する。今回募集する作品から選ぶ入選・入賞作の展示期間は、来年1月23日~2月2日を予定。同3日には入賞作への表彰式も執り行う。
出品作の受け付けは来年1月10日・11日。受け付け場所は同美術館。出品に必要な書類などをまとめた募集要項は同美術館のほか市役所の本庁(安田4)や出張所、サービスセンターなどに設置している。出品手数料は無料。