趣味で作った雑貨が人気に-網干で建具工事を営む小森さん

雑貨を作りに励む小森さん

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 網干で建具工事を営む小森さん(姫路市余部上、TEL 079-273-9634)手作りの雑貨が売れている。

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 小森さんは「サッシ屋さん」として建具工事を営んで30年になる。2008年に入ってから建具の受注が激減し、空いた時間を利用して製作した棚などを通りに面した作業場に陳列したところ、近所で評判になり、少しずつ売れていくようになっていった。
雑貨は特にアンティークなものに人気があり、古いガラスを使った棚は次々と追加注文が入るという。価格は、棚=14,800円、ファブリックパネル=2,000円~。

 制作は、サッシを加工する作業場で、妻・真須子さんと次男・次郎さんの3人でアイデアを出し合いながら行っている。休みの日には夫婦で雑貨店へ出向き、雑貨の研究もしているとも。

 昔からものづくりが大好きだった小森さんは「自分が作ったものを、お客さんが手にして喜んでいる姿が見られた時は本当にうれしい。引退した後も雑貨作りは趣味で続けたい。依頼があれば同じものも作るが、できれば世界に一つだけのこだわりの雑貨を提供したい」と意欲をみせる一方、「雑貨が売れるのはうれしいが本業の業績も伸ばしていきたい…」と複雑な心境ものぞかせている。

 今後はインターネットでファブリックパネルなど、雑貨のオーダーメイド販売も視野に入れているという。網干のハンドメードセレクトショップ「ムー」(網干区垣内東町、TEL 080-1402-5053)で小森さんの雑貨を中心に、「木工フェア」を開く。営業時間は10時~16時。

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