イーグレひめじ内「あいめっせホール」(姫路市本町)で5月19日・20日、地元出身の劇作家・鄭義信(チョン・ウィシン)さん脚本の舞台「リバウンド」が上演される。
鄭さんは1957(昭和32)年姫路市生まれ。1987(昭和62)年劇団「新宿梁山泊」旗揚げに携わるなど演劇界で活躍し、2008年には舞台「焼肉ドラゴン」で日本2大演劇賞の朝日舞台芸術賞と読売演劇大賞を受賞。実力派の劇作家として知られる。
舞台「リバウンド」はコメディータッチの3人芝居で2010年初演。今回の上演は「第5回ひめじ国際短編映画祭」(5月25日~27日)のプレイベントで、地元劇団「プロデュース・F」(姫路市)の看板女優・小林みね子さんら3人が舞台に立つほか美術も姫路出身の舞台美術家・柴田隆弘さんが務める。
「地元ゆかりのアーティストが一堂に集う舞台。独特の空間や時間、ライブ感など演劇の醍醐味(だいごみ)を姫路で味わう貴重な機会になれば」と同イベント企画委員長の橋本悠子さんは話す。
開演は、19日=18時30分、20日=13時・16時。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円。同映画祭事務局など姫路市内6カ所のほかインターネットでも取り扱う。