1万人の思いが込められただるま「みゆきちゃん」のお焚(た)き上げ神事が1月31日、播磨国総社(姫路市総社本町)で行われた。
「みんなの夢応援プロジェクト第1弾」として開催された同イベント。「みんなの思いを実現させよう」をスローガンに掲げ活動する地域コミュニティー活性化団体「MI座RUN(ミーザラン)0792」が企画した。
大みそかに同団体が行ったカウントダウンイベント終了後から、みゆき通りに高さ1メートル30センチの手作りのだるま「みゆきちゃん」を設置。道行く人に呼び掛けながら、1カ月間で約1万人の思いを集めた。
当日、メンバーがみゆきちゃんを担ぎ上げ、本町商店街を練り歩いた後、播磨国総社へ奉納。翌日、祝詞を上げてお焚き上げを行った。
「これからも、みんなの悩みや夢と向き合って解決策を提案してく活動を続ける」と同団体代表の中村達矢さん。「みゆき通りにあるブドウ工房に『ブドウちゃん箱』を置いているので、悩みのある人はぜひ投函(とうかん)を」とも。