電動スクーターで地球にやさしい新聞配達-姫路の新聞店が導入

配達用にカゴと荷台を取り付けた電動スクーター「レコロ カーゴ」と神戸新聞田寺専売所の畑尾さん。

配達用にカゴと荷台を取り付けた電動スクーター「レコロ カーゴ」と神戸新聞田寺専売所の畑尾さん。

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 神戸新聞田寺専売所(姫路市田寺6、TEL 079-293-2632)は3月28日から、「静かでクリーンな新聞配達」を目指して電動スクーターでの新聞配達を始める。

 同店は1995年から田寺エリアで約3,000軒の住宅などに新聞を配達する新聞店。同店が扱う神戸新聞の記事で姫路に電動スクーターを開発する会社が姫路市内にあることを知り、畑尾忠彦さんが連絡を取った。その後、新聞配達での実用化に向けて約2カ月間テスト走行を繰り返し、実際の配達業務で起こる問題を検証したという。

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 電動スクーターはコウメイ(飾磨区中島3、TEL 079-229-1487)が開発した業務仕様車「レコロ カーゴ」を新聞配達仕様に改良したもの。家庭用コンセントから約8時間の充電(電気代約30円)で約50キロの距離を走ることができ、電力で走るためエンジン音や排気振動がないのが特長。

 同社の有元浩明社長は「坂道でも安全に止められるようにパーキングロックを設置したほか、スタンドは乗ったまま下ろせるように改良した。性能面では航続距離を稼げるようにトルクの調整を行った。燃費も1年に1回バッテリーを交換したとしてもガソリンより安い」と話す。

 「電動スクーターの持つ性能が『燃料費』『騒音』『排気』の問題を解決できると思った。まだ導入は1台だけで、これから業務を続けていく中で見つかる問題もあると思うが、将来は全車を電動スクーターに替えることも考えている」と畑尾さん。