姫路のコミュニティースペース「納屋工房」(姫路市本町)で4月16日、トークライブ「殿のグルメ対談」が行われた。
姫路を中心にたまたま入った飲食店の感想をブログに書き続けるグルメブロガー「殿」こと山中英暉さんが、地域活性化につなげようと対談形式で地元の飲食店やメーカーなどを紹介する同イベント。
3回目となる今回は、新鮮でおいしい魚を知ってもらおうと活動する姫路水産物卸協同組合「新鮮組」のメンバー6人を迎え、魚市場の現状や新鮮な魚の見分け方など「魚食」をテーマにトークが繰り広げられた。
当日は22人が参加。トークライブ前半では、同組合が毎月行っている試食イベントや直売会、市内の保育所や小学校で「給食に出てくる魚はどんな姿をしているか」と実際の魚を見て勉強する「お魚教室」などの活動を紹介した。
後半は「新鮮な魚を舌で確認してもらおう」と試食会も行われ、その日の朝にとれたマダイ、キンメダイ、マグロ、ハマチ、マナガツオの造りも用意したほか、刺し身に合う酒として地元の酒造メーカー「本田酒造」の日本酒「米のささやき」も紹介した。
イベントに参加した千古英毅さんは「姫路でこんなにおいしい魚が食べられると思っていなかったので姫路のイメージが変わった。今度は魚屋にも足を運んでみようと思う」と話していた。