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姫路おでん500人分を携えたボランティア、被災地・松島町に向け出発

青いユニフォームで被災地に向かう5人(写真左から)

青いユニフォームで被災地に向かう5人(写真左から)

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 おろししょうが入りのしょうゆ「生姜醤油(しょうがじょうゆ)」を具材にかけて食べることで知られる姫路のご当地B級グルメ、姫路おでん500人分を携えたボランティア5人が3月23日、神戸を出発した。

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 この日出発したボランティアは5人を含み総勢約30人。兵庫県内で活動する社会福祉協議会の関連団体「ひょうごボランタリープラザ」(神戸市)が被災地の避難所における炊き出しを目的に派遣。同プラザが18日に派遣した第1回先遣隊に続く第2回先遣隊として宮城県松島町の避難所、松島町温水プールでの活動を予定。神戸から片道約15時間をかけ、姫路おでんのほか、カレー、豚汁、コロッケなどのメニューを届け、25日に神戸へ戻る予定。

 同隊に姫路おでんを託した「姫路おでん協同組合」代表理事の前川裕司さん(56)は「生姜醤油を使う姫路おでんは体が温まるメニュー。朝晩は冷え込むという避難所で過ごす方々に、ひとときのぬくもりと癒やしをお届けできれば」と話す。

 姫路市は東日本大震災への義援金を募集している。問い合わせは同市役所福祉総務課(TEL 079‐221‐2303)。

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