
カフェ「michele…(ミシェル)」(姫路市四郷町東阿保、TEL 079-280-6760)が7月3日、オープン10周年を迎えた。
木を基調としたアンティーク調の同店は、昨年8月に改装を行った。これまで併設していたヘアサロン「Lumiere…(ルミエル)」や、アクセサリー・雑貨販売スペース、フォトスタジオとして使っていたエリアを撤去し、カフェスペースを拡張した。
店舗面積は約32坪で、席数は47席。
同店は開業当初から地域との関わりを重視。店長の甲山泰代さんによると、近隣農家から提供される野菜の活用や、調理法・メニューアイデアの提供を受けながら営業を続けてきたという。
高齢化により耕作が困難になった農家の畑をスタッフが手伝うなど、地域と連携して米や野菜の栽培にも取り組んでいる。自家栽培の米やジャガイモ、サニーレタス、ナス、ピーマン、トマトなどを使った商品開発にも取り組む。
モーニングは、「ドリンク・トーストプレートセット」(1,000円)を用意。選べるトーストは、アーモンドバターやあんバターなど7種類。プレートには地元野菜を使った総菜やサラダ、ゆで卵、ベーコン、グラノーラヨーグルトなどを付ける。
ランチは、「ランチプレート」(1,500円)を販売。選べる主菜は、「塩こうじ唐揚げ」「豆腐ハンバーグ&エビフライ」「エビと野菜のフリッター」「トンテキ」など。このほか、「バターチキンカレースープ」(1,500円)、「キッズプレート」(900円)を用意する。
カフェタイムは、「ドリンク・スイーツセット」(800円)、「ドリンク・ハンバーガーセット」(1,300円)などのセットメニューを用意。「コーヒー」(ホット=550円、アイス=600円)、「カプチーノ」「ホットチョコレート」(以上570円)、「メロンクリームソーダ」(650円)、「コーラ」「アップルジュース」(以上500円)など、ドリンクは全26種類をそろえる。
甲山さんは「カフェを通じて人が集い、地域のつながりが広がる場にしたい。四郷町の米や野菜を、より多くの人に食べてもらえたら」と話す。
営業時間は、モーニング=8時~11時、ランチ=11時~14時30分、カフェ=14時30分~17時。