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姫路城巡る「フォトビンゴ」開始 スマホ活用、全24カ所で展開

「姫路城フォトビンゴ」をPRするヤカグループのスタッフら

「姫路城フォトビンゴ」をPRするヤカグループのスタッフら

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 姫路城周辺の観光促進を目的としたイベント「姫路城フォトビンゴ」が3月20日、始まった。主催はパッケージ販促物などを手がけるヤカグループ(姫路市白浜町)。

「姫路城フォトビンゴ」のスマホ画面

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 姫路城内の菱の門、備前丸正面、三の丸、城見台、姫路市立美術館など、姫路城周辺に点在する全24カ所の文化財や観光スポットを巡って写真を撮影することで、スマートフォン上でビンゴゲームを楽しめるイベント。

 社長の大西敦さんは「姫路の観光振興を図り、姫路城の魅力をより多角的に伝えることが目的」と話す。

 指定スポットで写真を撮影すると、該当するビンゴカードの升が開く。縦・横・斜めのいずれかで列がそろうとビンゴが成立し、達成数に応じて抽選に応募できる。

 イベントは、シーズン1(5月31日まで)を皮切りに、シーズン2(6月1日~8月31日)、シーズン3(9月1日~12月28日)と続く。各シーズンで季節性のある景品やルートの変更を予定している。

 シーズン1の賞品には、「姫路城のLEGO模型」や姫路グルメポーク「桃色吐息」、「姫路和牛」など、地元に関連した特産品を用意。ビンゴカードの配置は参加者ごとにランダムで設定されており、複数人での参加でも異なる展開が楽しめる。各スポットには解説があり、姫路城やその周辺エリアへの理解も深められる。現在、英語版の提供も準備中で、4月中のリリースを予定。インバウンド向けには景品の発送は行わず、メールで送付可能なAmazonギフト券を賞品とする予定。

 市内在住の20代女性参加者は「何度も訪れた姫路城を新たな視点で楽しめた。時間に縛られず、自分のペースで巡れる点も魅力」と話す。

 大西さんは「姫路城を訪れるきっかけを増やすとともに、訪問者に新たな視点で姫路の魅力を再発見してもらえたら。観光とスマートフォンを組み合わせた体験を通じ、地域全体の回遊につながれば」と期待を寄せる。

 料金は、「通常ビンゴチケット」=1,000円、御城印シール・缶バッジ・ミニマンホールタオルなどが付いた「参加賞付きビンゴチケット」=1,800円。有料エリアに立ち入る際は別途入場料が必要。

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