
レザー製品のファッションショー「姫路レザーコレクション2025」が3月29日、キャスパホール(姫路市西駅前町)で開催される。主催は姫路皮革製品推進協議会。
「姫路レザー」は、姫路市を中心に発展した皮革産業に由来する国産皮革の総称。白なめしやタンニンなめしなどの製法で加工されバッグや靴、アパレルなどに使われる。同イベントは皮革産業の認知度向上と需要拡大を目的に企画。誰でも参加できる市民参加型で開く。
当日は、市民モデル約20人が出演。姫路工業高校の生徒や障害者モデルも参加し、姫路市内の皮革組合から提供されたレザーアイテムや革工房「BAIMO(バイモ)」(南駅前町)が縫製した衣装を着用してステージに立つ。革の歴史や産業の背景、もの作りに込められた思いを伝える寸劇のほか、レザー衣装を用いたダンスパフォーマンスも行う。ゲストとして、TikTokで活動するインフルエンサー・泉ノ波あみさんも登場する。総合プロデューサーは市場朱実さん。衣装デザインのほかヘアメークを担当する。
市場さんは「姫路レザーは地域の誇りであり、世界にも通用する素材。多くの人にその魅力を知ってもらいたい」と話す。
開演は、1部=13時、2部=16時30分。前売り券の価格は2,000円。