イタリアンダイニング「grigio(グリージョ)」(姫路市呉服町、TEL 079-280-8056)が7月29日、オープンした。
店主の西川雄大さんは、大学卒業後にバイクで日本一周をする中で多くの人とつながりができ、人とのつながりを広げられる店を持ちたいという思いから料理の道に進んだという。姫路市内の飲食店で12年の勤務経験を積んだ。
店名の「grigio」はイタリア語で「灰色」を意味する。西川さんは「灰色は上品でスタイリッシュなイメージがあり、他の色とも調和しやすく、引き立たせる効果がある」と話す。
おみぞ筋商店街に位置し、通りから店内が見えるガラス張りの外観が特徴。赤、白、緑のイタリア国旗に灰色を取り入れたロゴは西川さんの手作りで、店名をさりげなく盛り込んだ。
店舗面積は20坪。店内は灰色とブラウンで、クラシックモダンに仕上げた。席数はカウンター=8席、テーブル=2卓8席。カウンターの奥行きは85センチと広く、「カウンター越しの料理の受け渡しや会話をする距離が理想的」と西川さん。
メニューは「本日の前菜3種盛り合わせ」(780円)や「骨付きソーセージのグリル」(980円)、新鮮野菜のバーニャカウダ(1,180円)、パスタメニュー(1580円~)、ピザメニュー(1380円~)、「和牛ヘレの極厚ローストビーフ」(2,780円)、「有頭海老(えび)の香草バターソテー」(1,280円)などを用意する。ランチメニューにはパスタとピザのセットメニュー(2,480円)を提供する。
ドリンクは姫路市初のクラフトビール醸造所「イーグレブルワリー」のクラフトビール(580円)や、ウイスキー(680円~)、グラスワイン(780円~)、ソフトドリンク(380円)などをそろえる。
西川さんは「肩肘張らず、日常的に利用してもらいたい。お客さま同士やスタッフとの会話も弾む居心地の良い空間を提供したい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~15時、18時~22時30分。火曜、水曜定休。