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姫路・バリスタとパティシエの兄弟が営む喫茶店 念願の開業から半年

兄・桑原優也さん(左)と弟・拓哉さん(右)

兄・桑原優也さん(左)と弟・拓哉さん(右)

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 喫茶店「LAID BACK CAFFE(レイドバックカフェ)」(姫路市飾東町豊国、TEL 079-280-8811)が8月14日、オープンして半年を迎えた。

店舗外観

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 店を切り盛りするのは桑原優也さんと弟の拓哉さん。優也さんはカフェで5年間バリスタとして勤務し、拓哉さんは菓子専門学校を卒業後フランスでパティシエとして修業。帰国後イタリアンで調理の経験も積んだ。

 2歳違いの兄弟は高校生の頃、「いつか2人で喫茶店を開きたい」と話し、2人の夢になったという。それぞれ得意分野の腕を磨き、2月に同店をオープンした。店舗面積は21坪、席数は27席。

 デザートメニューは、「パンプディング」(590円)、自家焙煎(ばいせん)コーヒーを使った「ティラミス」(600円)、エチオピア産のコーヒー豆に漬け込んだ「エチオピアロール」(650円)、「ふわふわシフォンケーキ」などのケーキを用意する。

 ドリンクメニューは、ブレンドコーヒー(550円)、紅茶(500円)、カフェラテ(600円)などを用意する。カフェラテは、ピックやつまようじを使わず、ミルクピッチャーから注ぐミルクの動きが生み出す対流を利用して絵柄を描く「フリーポアラテアート」の技法で提供する。「ラテアートを描いている様子は、動画で撮影してくれる人も多い」と優也さん。

 カフェラテの絵柄は「ウィングチューリップ」「ローズ」「ハミングバード」「ペガサス」「スローリーフ&スワン」など、リクエストに対応する。

 モーニングメニュー(7時30分~12時)やフードメニュー(11時~20時)も用意する。

 優也さんは「オープン当初は周知方法が分からず、お客さまを待っていたが誰も来なかった」と振り返る。「SNSでの発信や口コミを通じて、徐々に常連客も増え始めた。今後は、新メニューの開発や技術力の向上に努め、地域に愛されるカフェを目指したい」と意気込む。

 営業時間は9時~21時。月曜定休。

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