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姫路城西小天守を初公開へ 連立式天守群の構造と籠城時の防御拠点を体感

連立式天守の姫路城

連立式天守の姫路城

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 世界遺産登録30周年を記念して、姫路城が2月1日から非公開エリアの西小天守を初公開する。

西小天守

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 姫路城は、大天守に対して乾(いぬい)小天守と東小天守、西小天守が並立し、渡櫓(やぐら)でロの字型につながれた連立式天守。西小天守は大天守の西南に位置する3重3階地下2階の櫓で、籠城した際に敵兵の攻撃から天守を守るための最後の拠点となる。

 特別公開では、連立式天守群の構造を体感できるように、イの渡櫓、東小天守、ロの渡櫓、乾小天守、ハの渡櫓を通り、西小天守に至るルートを設定した。

 西小天守の内部は望楼式の三重櫓で、地上3階、地下2階からなる。地下2階は水の六門や大天守入り口への通路として使われ、地下1階は通路の監視が主な目的とされている。

 担当者は「複雑な門や迷路状の登城ルートを一望できる。美しいだけではない、防御拠点としての姫路城を体感してほしい」と来城を呼びかける。

 公開時間は9時~16時。観覧料は300円(別途、姫路城入城料が必要)。2月29日まで。

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