古着を24時間販売する無人店舗「#古着de行こか。」(姫路市東今宿3)が、オープンして1カ月がたった。運営はRESTA(リスタ)(大阪市淀川区)。
「いつでも気軽に素敵(すてき)なお洋服に出会えるお店」をコンセプトに、大阪府、兵庫県、奈良県、沖縄県などに店舗展開する同店。店員に話しかけられることなく、ゆっくりと服を選びたい、深夜や早朝に買い物したいというニーズに応える形で、現在の業態を確立した。
米国直輸入の約2500着の古着をアイテム別に陳列し、1,000円~5,000円の1,000円単位で販売。メンズ・レディース問わず、Tシャツやポロシャツ、ジャケット類、ジーンズやハーフパンツなど、豊富なジャンルの商品を取りそろえる。
同社専務の小堀正弥さんは「国内のリセール・リサイクルの普及を推し進め、SDGsの観点からも、資源を循環させて廃棄量を減らしていきたい。まだ古着を買ったことがない人にも古着の良さを知ってもらいたい」と語る。
支払いは、現金、クレジットカードに対応したセルフレジを導入。客からの商品要望などはレジ横のノートで受け付け、同社のSNSで返答するという。
同社は年内に関西圏内で30店舗の店舗展開を目標とする。小堀さんは「無人型店舗の最大の利点は人手が不要なため、副業としても効率的に経営できること。今後はフランチャイズ展開も視野に入れている」と話す。