和室のくつろぎを浴室に-姫路の企業が風呂用の「畳」開発

お風呂畳を開発した前田社長。

お風呂畳を開発した前田社長。

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 畳やふすま、クロスの張り替えなどを中心に和室空間をプロデュースする畳製造会社「張替倶楽部」(姫路市名古山町、TEL 079-297-8807)が3月から販売を始めた浴室で使える畳「お風呂畳」が話題を集めている。

「お風呂畳」使用例

 「お風呂畳」は、浴室の洗い場に敷く耐水性の畳。1枚の重さは約3.5キロと軽く、丸洗いできるのが特徴。表面やヘリには抗菌・撥水性のある特殊素材を使用し、心材には発泡材とプラスチック素材を使用する。

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 約1年半前に、「ごろ寝ができる」という畳の長所を生かした新商品を模索していた同社の前田雄一郎社長が「家庭の浴室で使える畳があれば、ゆっくりくつろいだまま体が洗えるし、転んでもけがしにくいので、介護に頼りたくない人などに喜ばれるのでは」と同商品を開発。その後約1年かけてテストを繰り返し、「知人や身内に使ってもらって感想を聞いたところ、好評だったので販売を決めた」と振り返る。

 サイズは、60センチ×横80センチと、縦86センチ×横95センチの2タイプを用意(厚みはどちらも3センチ)。オーダーメードにも対応する。

 前田さんは「畳にお湯をかけるとしばらく温かさが続くので、冬場の利用に大変好評をいただいている。洗い場に直接座ったり、寝ころんだりできるのでお風呂が別世界に変わる」と話す。