書写山の美しい紅葉と国指定重要文化財を楽しむ「書写山 もみじまつり」が11月17日~19日、書写山圓教(えんきょう)寺で開かれる。
姫路市北西部に位置する同寺院は天台宗の別格本山で、同イベントは秋の行楽シーズンに合わせた中心行事として毎年行っている。1000年以上の歴史ある大伽藍(がらん)と紅葉の景観、摩尼殿からライトアップされた紅葉と建造物の幻想的な雰囲気が楽しめる。
期間中、狩野永納筆のふすま絵が残されている十妙院内部、木造性空坐像(ざぞう)、金剛堂内部にある室町時代には珍しい彩色といわれる天井絵など普段は一般公開していない重要文化財の特別公開(10時~16時)も行う。
18日は圓教寺常行堂で、和太鼓奏者で舞台芸術家の陽介さんによる特別奉納公演「縁 -EN-」(14時~15時)を予定する。観覧無料。
開催時間は10時~20時(ライトアップは17時から)。料金は入山時、志納金として中学生以上=500円、小学生=300円。