桜が満開を迎えようとする姫路城で4月2日、ライトアップした姫路城と夜桜を楽しむ「『花あかり』姫路城夜桜会」が始まった。「平成の大修理」で、2015年ごろまで大天守が見えなくなることから、平年に増して多くの人出が予想される。
夜の姫路城と桜を楽しんでもらおうと観桜会に合わせて毎年開催される同イベント。期間中、城内西の丸庭園のソメイヨシノやシダレザクラなど約100本の桜がライトアップされるほか、日替わりでコンサートも行われ、フルートやアコースティックギター、オカリナ、琴などの演奏が幻想的に会場を盛り上げる。
飾磨区から来た松田沙織さんは「城内から見る大天守は迫力が違う。桜もとてもきれいで来てよかった」と笑みを浮かべながら話し、携帯電話で夜桜の撮影を楽しんでいた。
開城時間は18時~21時。入城無料。今月11日まで。