姫路の設計事務所がデザインした飲食店2店、デザインコンペで入賞

ベストストア・オブ・ザ・イヤー優秀賞に輝いた「天」(写真=上)と日本料理店「神戸かまどダイニング櫻」(写真=下)。

ベストストア・オブ・ザ・イヤー優秀賞に輝いた「天」(写真=上)と日本料理店「神戸かまどダイニング櫻」(写真=下)。

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 姫路の設計事務所「マツヤアートワークス」(姫路市船丘町、TEL 079-296-3696)が設計した飲食店「天」(豪ゴールドコースト市)と「神戸かまどダイニング櫻」(神戸市中央区)の2店舗が「第18回 ベストストアオブザイヤー」で、優秀賞に輝いた。

「神戸かまどダイニング櫻」の外観

 「21世紀対応の店舗 住・食・衣の新たなる売り場提案」をテーマに開催する同コンペ。建築家・隈研吾さんら5人の審査員がエントリー作品を審査し、デザイン、ライフアスタイルアソート提案など観点から入賞作品を決める。

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 「海外部門で」優秀賞に輝いた「天」は、昨年4月にゴールドコーストにオープンした店舗面積約100坪の日本食レストラン。昨年9月に地元情報誌の主催で行われた「レストランアワード2009」で6部門にノミネートし、最優秀賞を受賞している。

 同社取締役設計部長の松本哲哉さんは「いかに美しく芸術性の高いものをつくるかが我々の成功ではなく、利用者に喜んでもらうのはもちろん、店として機能し繁盛してこそ成功と言える。そういう意味で『天』は、利用者と専門家の両方から評価をいただけたので本当にうれしい」と話す。

 「飲食業部門」で優秀賞に輝いた「神戸かまどダイニング櫻」は、神戸ハーバーランドのショッピングモール「モザイク」にある日本料理店。全面ガラス張りの入口を入ると「焼きかまど」や「蒸しかまど」などが並ぶオープンキッチンが目に入り、においや音が利用客の「食」への期待を膨らませる。和をイメージした店内には桜をモチーフにした個室を設け、「子どものころ、秘密基地で感じたドキドキ感」のような非日常感覚を演出したという。

 「デザインを考える時はいつも、競合他店にはないクライアントの強みを見つけ出し、どうすればそれを最大限に生かせるかを考えて店舗のデザインを考える」と松本さん。「この受賞がお店の知名度につながれば」と期待を寄せる。

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