子どもたちが伝統文化を体験する「和装・作法教室」が広畑市民センター(姫路市広畑区正門通1)で7月30日から開かれる。主催は「和装・作法教室つむぎの会」(TEL 079-292-2312)。
「文化庁伝統文化親子教室事業」の一環で、親と一緒に子どもたちが民俗芸能、工芸技術、邦楽、日本舞踊、華道、茶道、囲碁、将棋などの伝統文化に関する活動を体験・修得できる機会を無料で提供する。対象は小学1年生から高校3年生の男女。9月17日まで全6回行う。最終日は成果発表会を予定している。
同教室は昨年引き続き2回目の開催で、着物の知識をはじめ、着付けや帯結び、畳み方、和装での振る舞い、煎茶のいれ方や座布団の扱い方などを若い世代に継承することを目的に開く。
講師を務める東洋きもの学院の大西見亜子さんは「子どもたちは本当に楽しそうに取り組む。この機会に着物の着付けや所作、振る舞いを体験することで、着物を身近に感じるきっかけになれば」と笑顔を見せる。「浴衣は一式を無料で貸し出しもしているので、気軽に参加してほしい」とも。
開催時間は各回10時~12時。定員は申し込み先着25人。申し込みは、電話・ファクス・メールなどで受け付けている。