姫路城世界遺産登録30周年記念イベント「姫路城100本のトランペット」が6月17日、開催される。主催は姫路市文化国際交流財団(姫路市神屋町、TEL 079-297-1141)。現在、出演者を募集している。
姫路城三の丸広場特設会場で行う同イベント。東京芸術大学名誉教授杉木峯夫さんが音楽監督・指揮を務める。
姫路城は1993(平成5)年12月11日、奈良の法隆寺地域の仏教建造物とともに日本で初の世界遺産に登録され、今年30周年を迎える。同イベントは、公募した100人のトランペット奏者が城をバックに演奏し30周年を祝う。ゲスト奏者として、井上圭さん(愛知県立芸術大学准教授)、岡崎耕二さん(東京都交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団)、奥山泰三さん(東京佼成ウインドオーケストラ)、オッタビアーノ・クリストーフォリさん(日本フィルハーモニー交響楽団)、早坂宏明さん(京都市立芸術大学、関西トランペット協会会長)らを招く。
奏者に演奏してもらうプログラムは世界初演の「姫路城世界遺産登録30周年特別記念奉演献呈作品」(作曲=八木澤教司)をはじめ、「歌劇『アイーダ』より凱旋(がいせん)行進曲」(同G.ヴェルディ)「王宮の花火の音楽より『序曲』『平和』『歓喜』(同G.F.ヘンデル)など。
出演条件は楽器を自身で用意できること、6月17日(雨天の場合、翌日)16時開演の本番と当日13時~のゲネプロ(最終リハーサル)に参加できること。未成年の応募は保護者の承諾が必要。