居酒屋「ラチェン通りの三木屋」(姫路市白銀町、TEL 079-286-5525)が12月1日、オープン1周年を迎える。
繁華街に立地するビル内の2階に入る同店。店舗面積は10坪。席数はカウンター=6席、テーブル=2卓8席。
店主の三木隆文さんは姫路の繁華街で25年間、スナックを経営していたが、昨年10月に閉店。新型コロナウイルス感染症の第5波が落ち着いた頃に同店を開いた。三木さんは「スナック経営時代にお世話になった多くの人たちに応援され、コロナ禍でありながらも幸先の良いスタートが切れた」と話す。
女性1人でも気軽に来店できるように椅子には番号ではなく「さくらだじゅんこ」「やまぐちももえ」「まつだせいこ」など往年のスター名を表記して、くすっと笑える工夫をしているという。
同店の売りは「豚野菜巻き串」で、他店との差別化を図るために考案したメニュー。エノキやプチトマト、季節の野菜(以上290円)などを豚肉で巻いて提供する。
そのほか、「豚巻きうずら串」「豚巻きチーズ串」(以上290円)、「さわらの西京焼き」(200円)、「島唐辛子餃子(ぎょうざ)」(530円)、「自家製さつま揚げ」(500円)、「塩昆布と枝豆のおにぎり」(230円)などを用意する。
ドリンクメニューは生ビール(550円)、チューハイ(400円)、焼酎(530円~)、ハイボール(500円~)、ソフトドリンク(300円)などをそろえる。
三木さんは「第7波でお客さまが激減した。まだまだ厳しい状況ではあるが、リーズナブルで来店しやすい店だと知ってもらえるように周知していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~22時。日曜定休。