「第37回姫路城観桜会」が4月2日、姫路城の三の丸広場で開かれる。主催は姫路城イベント実行委員会。

世界遺産姫路城の夜桜会/2019年撮影（姫路経済新聞）

　昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け中止。3年ぶりに開催する。

　会場に500席の観覧スペースを設け、人数を絞り1部と2部に分けて同じ演目で開く。姫路邦楽文化協会が25面の琴で演奏を披露するほか、お城の女王が姫路市の観光をPR。「TA・KU・MI」＆姫路市太鼓団体が合同の和太鼓演奏で締めくくる。会場内で飲食は提供しない。

　実行委員会は「姫路城周辺の桜の開花は3月25日で、3月29日には五分咲き、4月3日には満開を迎えると予報されている。観桜会で見頃の桜を満喫してほしい」と呼びかける。

　開演時刻は、第1部＝10時、第2部＝12時45分。雨天の場合は3日に順延。問い合わせは姫路城イベント実行委員会（TEL 079-240-6023）まで。

　観桜会に合わせて4月2日から、「姫路城夜桜会」が姫路城西の丸庭園で、「好古園夜桜会」が姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」で、それぞれ開かれる。9日まで。