姫路城近くに夜パフェ専門店「アイスは別腹」(姫路市本町)が11月20日、オープンした。
店舗面積は約14.5坪。カウンター4席。「プチ贅沢(ぜいたく)でお客さまを笑顔に」をコンセプトに内装はライトグレーを基調とし、店内にはロゴ看板や鏡が撮影スポットとして設置され、来店客を楽しませる工夫も施す。
同店は、岡本拓也さん、直也さんの双子の現役大学生による共同経営。2人は「『夜パフェ』の文化を姫路に広めたい」という思いを募らせてオープンにこぎ着けた。
弟の直也さんは「オープン2週間前から、毎日インスタグラムで情報を投稿するように心掛け、フォロワーさんに拡散を呼び掛けた。おかげさまでオープン時には開店前から行列ができ幸先の良いスタートができた」と話す。
看板メニューは、姫路城の白色をパンナコッタと練乳で表現し、姫路城をかたどったもなかの皮をトッピングしたパフェ「姫路城ソフト(濃厚ミルク)」(570円)。そのほか、「チョコバナナ」(550円)、宇治抹茶(600円)、「クレームブリュレ」「濃厚生チョコレート」(以上630円)、「国産いちご」「栗モンブラン」(以上680円)、「プリンアラモード」(730円)など14種類のパフェメニューを取りそろえる。
夜カフェらしく「大人の深酔いパフェ」と題してリキュール入りの「カルーアミルク(コーヒー)」「モーツァルト(チョコレート)」「フランジェリコ(ヘーゼルナッツ)」(以上780円)など5種類も用意する。
直也さんは「大阪で流行した夜パフェでお客さまが笑顔になる様子を見て、自分もお客さんを笑顔にしたいと思い、夜パフェ専門店を考案した」と語る。兄の拓也さんは「外食や居酒屋の後にプチぜいたくなスイーツを食べたいという願望を満たせる店として思い出してもらえるよう『アイスは別腹』という言葉を店名にした。姫路で夜パフェ文化を浸透させ、たくさんの人を笑顔にしたい」と意気込む。
営業時間は16時~23時(土曜・日曜は14時~)。月曜定休。