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姫路・灘菊酒造が純米大吟醸の詰め放題 4酒蔵参加のスタンプラリーも

(左)女性杜氏(とうじ)で灘菊社長の川石美佐さん

(左)女性杜氏(とうじ)で灘菊社長の川石美佐さん

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 酒造会社「灘菊酒造」が5月2日~4日の3日間、純米大吟醸の詰め放題企画を行う。日本酒貯蔵タンクから参加者が直接ビン詰め、自身の手でラベル貼りの工程も行う。

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 創業111年をほこる同社が「ゴールデンウィークは灘菊へ行こう!」と予定する同企画。コロナウイルス感染拡大の影響による緊急事態宣言発出で、団体での秘蔵の日本酒見学ツアーなどの企画は中止したが、詰め放題のみ実施する。酒蔵への入場は参加者のみに限定する。

 参加費は3,300円。詰め放題で最低300ミリリットルのビン3本分は保証する。詰め放題に使う酒は通常同ビン1本1,200円で販売している。LINEか電話(TEL 079-285-3111)で前日までに予約が必要。

 同社では現在、明石、加古川、姫路にある酒造会社4社が協力して取り組むイベント「はりまMEET SAKE」のスタンプラリーを行っている。参加している酒造会社は同社のほか、茨木酒造(明石市)、岡田本家(加古川)、壺阪酒造(姫路)。各酒造で税込み1500円以上の日本酒を購入するとスタンプがもらえ、4つ集めるとゴールの同社・灘菊酒造で4酒蔵が共同で作った新日本酒「MEET SAKE」(720ml)と交換する。数量は550本限定。

 女性杜氏(とうじ)で同社社長の川石美佐さんは「4月25日より緊急事態宣言が発令され、飲食店でのアルコール提供ができなくなった。外出を自粛され、お家時間を楽しまれる方に地元はりまの日本酒の魅力を知ってほしくて、4蔵元が共同で企画した」と言う。「この機会に、地元播磨の日本酒の魅力を再発見してほしい」とも。

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