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姫路の酒造会社や飲食店がバレンタインデーに参戦 新たな取り組みに活路

灘菊バレンタインBOX

灘菊バレンタインBOX

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 姫路市内の酒造会社や飲食店が2月14日のバレンタイン向けオリジナル商品を開発し、販売している。

日本料理店「割烹白瀬」旬菜バレンタインパッケージ

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 酒造会社「灘菊」(姫路市手柄、TEL 079-285-3111)は1月29日、「灘菊バレンタインBOX」の販売を始めた。緊急事態宣言下、リモートワークなどで直接手渡しできない会社の上司や同僚、単身赴任で会えない父やふるさとで暮らす父などにバレンタインディナーでの家飲み用として贈ってもらおうと企画した。「緊急事態宣言で楽しみが制限されてしまう情勢だが、日本酒を楽しみながらホッとできる家飲み空間を提供したい」と女性杜氏(とうじ)で社長の川石光佐さん。純米吟醸「春にごりMISA」720ミリリットル、純米吟醸「灘菊」720ミリリットル、純米吟醸「MISA」500ミリリットル、ひょうたん型ガラスデキャンターのセットで、価格は5,000円(送料込み・税別)。2月14日まで灘菊ネットショップ・直売所限定で販売する。

 「ダイニングバーキキ」(広畑区吾妻町、TEL 079-258-8067)は、フランス発祥の伝統的な冷菓コーヒーブランマンジェ(350円)を期間限定で販売。

 「オーガニック カフェ レストラン珊瑚椀」(御国野町御着、TEL 079-255-7622)は、「ヴィーガンライスバーガー」(700円)をバレンタイン用に準備した。有機黒米、緑米、赤米が入った有機ミルキークイーンの米のバンズに有機野菜や豆腐のパテを挟んだ照り焼きライスバーガー。

 日本料理店「割烹(かっぽう)白瀬」(呉服町、TEL 079-262-6767)は、常連客の「酒と合わせて楽しめるものを贈りたい」との声から「旬菜 バレンタインパッケージ」(2,500円)を作った。バレンタインらしく、ハート型の飾り野菜や洋風の料理を取り入れる。

 薫製(くんせい)料理店「薫家(くんや)」(姫路市神屋町、TEL 079-263-8898)は、薫製ナッツを使ったガトーショコラのカップ(450円)、パウンド(1カット=300円)を作った。店主の行木若奈さんは「深みのある大人の味を楽しんでほしい」と話す。

 各店とも新型コロナウイルスの影響を受ける中、新たな取り組みに活路を見いだそうとしている。

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