姫路駅前の山陽百貨店(姫路市南町)で松本零士さんの画業65周年を記念し、19日まで「松本零士・銀河の世界展」と題して作品展が行われた。
1970年代から80年代にかけて「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」などアニメブームを巻き起こした松本さんの約90点の直筆画・版画・セル画や松本アニメグッズなど作品が一堂に会した同展。18日には松本さん本人が来場、トークショーやサイン会が開かれた。
トークショーでは幼少期に兵庫県明石市で過ごした日々のことやアニメーションとの出会い、また手塚治虫さんや誕生日がまったく同じであった漫画家の石ノ森章太郎さんたちとの繋がりを熱く語っていた。
会場には、松本零士先生を一目見ようとファン約200人が集まり、1時間近いトークショーに熱心に耳を傾けた。
作品展では、「故郷の星-姫路城」と題した姫路城の夜空に銀河鉄道999が走る作品が、来場者の目を釘付けにしていた。また、今年亡くなったモンキーパンチさんのセル画展示も同時開催された。