JR姫路駅近くにある日本料理店「割烹(かっぽう)白瀬」(姫路市呉服町、TEL079-262-6767)が12月2日、開店1周年を迎えた。
白を基調とした和モダンな内外装に木目を生かした同店。席数はカウンター席11席。
店主の長沼広大さんは北新地、法善寺、三宮で修業を積んだ後、故郷姫路で地元食材を使った季節料理を提供したいと同店をオープンした。
店名の「白瀬」は、姫路城の別名「白鷺城」の「白」と瀬戸内の「瀬」から名付けた。姫路を中心に兵庫県でとれた海の幸、山の幸をふんだんに使った、造り、椀もの、焼き物と葛がゆなどが付いた、おまかせ3品(5,000円)、月替わりでコース(10,000円~15,000円)を提供する。
同店では現在、1周年記念企画として、12月23日~25日の3日間限定で、「お箸で食す洋風懐石」(12,000円)を提供する。長沼さんは平成元年生まれの28歳。「1年間の感謝を表し、日ごろ来ていただける方はもちろん、同年代のカップルにも特別の日を楽しんでもらえる和風フレンチを提供したい」との思いからクリスマス特別メニューを考案したという。
長沼さんは「大阪での修業時代に学んだ、フレンチを始めとした洋食の技法を取り入れ、普段とは一味違った日本料理店ならではのクリスマス料理を楽しんでもらいたい」と意気込む。「せっかく日本料理人をしているのだから、日本料理人にしかできない料理が今回のテーマ。お箸で召し上がっていただく洋風懐石を楽しんでいただければ」とも。
料理の味付けや盛り付けにも工夫を加え、和の調味料とブイヨン、オリーブオイルなどとの調和に細心の注意を払い、箸で食べやすく盛り付け、新しい味わいを演出するという。
ドリンクも料理に合わせ全国各地の地酒(冷酒=1,200円~)をはじめ、「料理に勝たず、寄り添うワイン」として名誉ソムリエがセレクトしたというフランスワイン(グラス=800円~、ボトル4,000円~)もそろえる。
営業時間は。18時~22時(20時最終入店)。