姫路動物園のホッキョクグマ、ホクトとユキに7月23日、135キロの氷がプレゼントされた。
同日は暦の上では1年で最も暑いとされる「大暑」。猛暑の中、ホッキョクグマたちに少しでも涼を感じてもらおうと市内の製氷会社が贈呈し、今年で45回目となる。
氷の贈呈式は、姫路市立動物園内・ホッキョクグマ舎で11時から行われた。氷が並べられた水槽舎に現れた2頭はすぐさま氷に抱き付き、水槽内でたわむれていた。
ホッキョクグマ飼育担当の千本泰輔さんは「寒い国で育った2頭も人間と同じで暑いはず。少しでもこの氷で涼を感じてもらえれば」と話す。同日は、夏休み最初の日曜とあって多くの小学生らが詰め掛け、氷と遊ぶホッキョクグマの写真を撮ったり、画用紙に絵を描いたりする姿が見られた。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=200円、子ども(5歳~中学3年生)=30円、4歳以下無料。