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姫路城で「観桜会」 5万3000人が桜の宴を楽しむ

県内外から観光客、花見客など約5万3000人が満開の桜を楽しんだ

県内外から観光客、花見客など約5万3000人が満開の桜を楽しんだ

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 姫路城三の丸広場(姫路市本町)で4月8日、春の風物詩「第31回 観桜会」が開催された。

姫路城で内堀を巡る観光和船

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 姫路城は日本さくら名所100選にも選ばれており、桜が咲き誇る姫路城をバックに開催する同イベント。桜の開花は昨年より9日遅く、過去10年間で3番目に遅い開花となったが、同日には満開を迎えた。時折小雨がぱらつき、天候に恵まれなかったものの、県内外から観光客や花見客など約5万3000人(主催者発表)の人出でにぎわった。

 当日は、勇壮な和太鼓の演奏のほか、市制100周年を記念して制作されたふるさと賛歌「交響詩ひめじ」の合唱など、優雅に桜の宴が繰り広げられた。そのほか、おもてなしイベントとして千姫弁当、姫路おでん、花見菓子、地酒などを提供する茶席も設けらて、長蛇の列ができた。

 大阪から友人と訪れた中本英二さんは「姫路城は白いと聞いていたが、あまりの白さと桜の美しさに感動している。天気が悪かったが来て良かった」と笑顔で話していた。

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