イーグレひめじあいめっせホール(姫路市本町)で11月27日、「子連れ防災講座+とっさのケガ骨折応急手当指導」が開かれる。
市民(民間団体)と行政が企画・連携して行う「提案型協働事業」の一つで、現役子育て世代の防災意識向上、応急手当の知識・技術の習得、子連れ避難の心構えを学ぶことを目的として行われる。
主催は姫路おかんプロジェクト。2015年4月にスタートした民間の母親グループで、市内で地域交流イベントや防災イベントなどを開催している。
講師は全国各地で防災ファシリテーターとして活躍しているNPO法人ママプラグ理事長、冨川万美さん。2部は姫路市消防局職員による「とっさのケガ骨折応急手当指導」が行われる。
通常応急手当て指導では心肺蘇生法を中心に行われるが、母親たちの意見をもとに、災害時に役立つ応急手当てが選ばれた。
代表の衣畑千江子さんは「姫路市は近年、台風・水害・大きな地震がほとんどない地域。多くの市民が持つ意識に警鐘を鳴らしたい。若い親世代や小さなお子さんを対象にした講座は珍しいのでぜひ、受講していただきたい」と呼び掛ける。
開講は13時~17時。定員は約300名。受講無料。