姫路城近くの大手前公園などを会場に「第16回ひめじ良さ恋まつり」が9月12日・13日の2日間、盛大に繰り広げられた。
例年お城まつりに合わせて開催されていた同まつりが9月に単独開催されるのは初めて。姫路を中心に遠くは大阪や篠山など47チームが参加した。
姫路城近くの大手前公園や城見台公園、イーグレひめじ前、駅前広場とその間を結ぶ商店街に設置された2か所の特設会場での演舞のほか、商店街でのパレードも行われ、姫路の中心街を音楽と踊りで華やかに彩った。撮影に訪れていた姫路市在住の西山新一さんは「皆さんの生き生きした表情、最高でした。写真でもその楽しさを伝えたい」と話していた。
当日は、晴天に恵まれ、多くの市民や観光客が工夫を凝らした各グループの演武を見学。演舞が終わると大きな拍手が起こった。夕暮れごろから参加した全てのチームが大手前公園に集まり、表彰式と総踊りが行われた。「ひめじ良さ恋大賞」に輝いたのは「踊っこひおか」チーム。フィナーレの総踊りとして全員が曲に合わせて力いっぱい演武を披露し、2日間を締めくくった。
参加したチーム「咲夢麗衣」の大崎哲生さんは「今年は、保育園から大学生までのさまざまな世代の子どもたちが自分の持つパワーを全て出し切る演舞を披露させていただいた。ファイナルには残れなかったが、次回は大賞を目指し勢いのあるよさこいを目指したい」と意気込む。
第17回「ひめじ良さ恋まつり」は来年5月の開催予定。