姫路港(姫路市飾磨区)で第37回となる姫路みなと祭海上花火大会が7月25日、開かれる。同祭は姫路港のPRと活性化を図ることを目的に「姫路みなと祭協賛会」が主催する。
同大会では例年約3000発の花火を打ち上げているが、今年は姫路城グランドオープンを記念して水上スターマイン、8号玉、尺玉(10号玉)、仕掛け花火など趣向を凝らした約5000発の花火を打ち上げる。10号玉の尺玉は、高さ330メートル、直径320メートルに広がり、他では見る機会が少ないという。
当日のプログラムは祝砲に始まり、ひめじ官兵衛・かんべえくんの枠仕掛け、「牡丹(ボタン)」に「花雷(ハナライ)」、「夢追花」といった早打ち、スターマインの「引先菊」などに続き、スターマインの金銀柳まで19種類が予定され、次々に打ち上げられる花火に期待が高まる。
観覧場所(席なし)からわずか300メートルの台船から打ち上げる花火は迫力があり、まさに姫路の夏の風物詩を味わえるという。
当日、会場周辺は全面駐車禁止となるため、主催者は公共交通機関の利用を呼び掛ける。会場へは山陽電鉄飾磨駅から無料の臨時バスを運行する。飾磨駅から会場までは約2.5キロメートル。
開催時間は19時30分~20時45分。荒天の場合は翌日、7月26日に延期する。当日、順延日の開催情報は専用電話(TEL 0180-99-3932、開催日当日のみ)で提供する。