2月3日の節分を前に同2日、姫路城内の市立動物園(本町)でゾウの「姫子」らに節分豆や恵方巻きが振る舞われる。
節分にちなむ餌の振る舞いは、ここ数年の恒例行事。かみしも姿に扮(ふん)した職員らがアジアゾウ「姫子」(雌、36歳)に「節分豆」を、レッサーパンダのつがい「ひなた」(雄、4歳)と「バナナ」(雌、6歳)に「特製恵方巻き」を、それぞれプレゼントする様子を一般に公開する。
「姫子」は昨年6月、繁殖を目的に「王子動物園」(神戸市灘区)へ嫁入り。同園の雄ゾウ「マック」と引き合わせたものの不調に終わり、体調への配慮もあって9月には姫路へ帰園。古巣のゾウ舎で過ごす。11月の身体測定での体重は3,347キロ。干し草や固形飼料、白菜、ニンジン、リンゴ、バナナ、食パンなど、1日あたり約60~80キロを食べ元気に過ごしているという。「好き嫌いはない」と同動物園担当者は話す。
プレゼント時間は、姫子=13時15分~、ひなた・バナナ=14時~。開園時間は9時~17時。入園料は、大人=200円、子ども(5歳~中学3年生)=30円、4歳以下無料。