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姫路・あぼしまちの「アボナリエ」、今年も点灯-地域住民ら手作りでイルミ

あぼしまち交流館(姫路市網干区余子浜)で始まったイルミネーション「あかりイベント」。愛称は「アボナリエ」。12月14日

あぼしまち交流館(姫路市網干区余子浜)で始まったイルミネーション「あかりイベント」。愛称は「アボナリエ」。12月14日

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 姫路・網干のまちおこし拠点「あぼしまち交流館」(姫路市網干区余子浜、TEL 079-255-8001)で12月14日、イルミネーションイベント「あかりイベント」が始まった。

一斉にともったアボナリエに拍手

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 今年で5回目を数える同イベント。神戸の冬を彩るイルミネーション「神戸ルミナリエ」になぞらえ「アボナリエ」の愛称でも親しまれる。地元住民らでつくる「網干中学校区地域夢プラン実行委員会」が主催。同館前の余子浜公園(通称、三角公園)に王冠などをイメージした電球数万個を飾る。飾り付けはボランティアが担当。今年は11月初めに作業を始め、週末を中心に約40日間かけて準備を進めてきたという。

 当日は18時30分から点灯式を開催。「アンパンマン」「ばいきんまん」がステージを所狭しと跳ね回る中、ママさんコーラスのグループが軽快な歌声でクリスマスにちなむイギリス民謡「ひいらぎかざろう」を披露した。司会の呼び掛けで地元選出の国会議員らもステージに上がり、カウントダウンに合わせてボタンを押すとイルミネーションが一斉に点灯。公園内が明かりに包まれると、待ちかねた地域住民らから歓声やため息とともに拍手が起こった。

 「今年になって引っ越して来たばかり。アボナリエを見るのは初めて」と話すのは、近所に住む山本翔朗さん。「期待以上に美しく驚いた。準備に携わった方々に感謝しながら鑑賞したい。来て良かった」と喜びの表情を見せ、妻・千央さんと肩を組みながらスマホで記念撮影を楽しんでいた。

 点灯時間はおおむね17時30分~20時。来年1月13日まで。

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